わたしを離さないで "Never Let Me Go(2010)"
救いのない"アイランド"
【あらすじ】
"介護人"であるキャシー(=キャリー・マリガン)は、"提供者"の最期を前にして、過去に思いを馳せる。寄宿舎で過ごした幼い日々、親友のルース(=キーラ・ナイトレイ)そして、初恋の人トミー(=アンドリュー・ガーフィールド)。 "生"とは、"心"とは何か。
もうね。鑑賞後に「この作品考えたやつでてこい。」って思なりました・・・。
いや、確かにいい映画でしたよ?ただ、本当に救いがなさすぎです・・・。
ネタバレになりますが、この映画のメインになる登場人物たちはほとんど皆クローン人間なんですね。
キャシー、ルース、トミーもクローンで、オリジナルへの臓器"提供"を経て若いうちに死ぬ運命にあるんです。
そんな"提供"のシステム、作中では社会的に認められています。
(なんというディストピア・・・。)
そんな世界の中でキャシー達はどう考えて生きていくのか・・・というのが描かれた作品です。
あまり気持ちのよい映画ではないので、ハッピーエンドしか見たくない!って人にはあまりおすすめできません・・・。
ただ、映像の質感はすごくきれいでした。(小学生並みの感想)
ディストピア映画が好きな方にはすごくおすすめです。